千葉県 安房神社

安房神社は、日本の産業創始を司る神・天太玉命を主祭神としており、神代から続く神社です。創建は約2670年前、神武天皇が初代天皇に即位されたとされる皇紀元年に遡ります。神武天皇の命令で天富命は阿波国（現在の徳島県）に上陸し、麻や穀の栽培を始めました。

その後、天富命は更に肥沃な土地を求めて房総半島南端に上陸し、ここでも麻や穀を栽培。上陸地の二つの山に天太玉命と天比理刀咩命を祀り、安房神社の起源が始まりました。

養老元年（717年）には、安房神社は現在地に遷座されました。平安時代には「神名帳」に記載された式内社で、名神大社として国家から祭祀を受け、安房国一之宮として民間からも崇敬されました。

明治時代には官幣大社に昇格し、戦後は別表神社として指定され、現在も国内外から多くの信仰を集めています。

安房神社の歴史と魅力を知ることで、その神秘に触れることができます。ぜひ、訪れてそのパワーを感じてみてください。