art
ウルス・フィッシャー「間違い探し」体験記|本当に燃えていた蝋の自画像に驚いた午後(ファーガス・マカフリー東京)
2026年6月14日、日曜日の午後。表参道のファーガス・マカフリー東京に足を踏み入れると、フロアには私ひとりしかいませんでした。 このギャラリーには何度か訪れたことがあります。だから「入っていいのかな」という緊張もなく、気持ちを落ち着けて作品と向き合うことができました。ギャラリーは初めてだと少し身構えてしま...
2026年6月14日、日曜日の午後。表参道のファーガス・マカフリー東京に足を踏み入れると、フロアには私ひとりしかいませんでした。 このギャラリーには何度か訪れたことがあります。だから「入っていいのかな」という緊張もなく、気持ちを落ち着けて作品と向き合うことができました。ギャラリーは初めてだと少し身構えてしま...
2026年5月23日、箱根の山に薄く霧雨が降っていました。仙石原に向かう車のフロントガラスを、細かい雨粒が音もなく流れていきます。5月下旬とはいえ標高約700mの仙石原はかなり肌寒く、新緑がしっとりと湿気を含んで、森全体が深呼吸しているような空気でした。 その日、私はポーラ美術館で開催中の展覧会「SPRIN...
2026年4月25日、二つの展覧会をはしごしました。 一つは、草月会館1F 石庭「天国」で開催されていたケリス・ウィン・エヴァンスの個展。もう一つは、銀座メゾンエルメス ル・フォーラムで開催中のアンドリウス・アルチュニアンの「Obol」展です。 ジャンルも会場も異なる二つですが、両方に共通して感じたのは「空...