マルタン・マルジェラ展|京都「白の余白」と東京「黒のビニール」、二つの個展は何を問うのか【2026年訪問レポート】
2026年4月18日に京都・タカ・イシイギャラリー京都、4月25日に東京・九段ハウス。一週間あけて、同じアーティストの個展を二つの都市で見てきました。 率直に言って、難解でした。それも生半可な「難解さ」ではなく、見終わったあとも数日間、頭の中に残り続けるタイプの難解さです。京都の白い空間に佇む彫刻を前にして...
2026年4月18日に京都・タカ・イシイギャラリー京都、4月25日に東京・九段ハウス。一週間あけて、同じアーティストの個展を二つの都市で見てきました。 率直に言って、難解でした。それも生半可な「難解さ」ではなく、見終わったあとも数日間、頭の中に残り続けるタイプの難解さです。京都の白い空間に佇む彫刻を前にして...
2026年4月18日、北野天満宮に足を踏み入れたのは18時少し前のことでした。 日が傾き始めた時間帯に、まずはインスタレーション作品からじっくりと見ていこう。そんな計画で向かったのですが、この選択が思いがけない体験をもたらしてくれることになりました。 この記事でわかること: KYOTO NIPPON FES...
2026年4月18日の午前中、京都・宇治の平等院をようやく訪ねました。京都にはここ数年、毎年2回は足を運んでいます。それでも平等院には一度も入ったことがなく、「いつか」と思い続けてきた場所でした。今回ようやくタイミングが合い、10円玉の図柄でおなじみの鳳凰堂と、その境内にひっそりと息づく国宝たちに会いに行っ...
2026年春・皇居乾通り一般公開へ、今年も行ってきました 2026年3月28日、午前11時ごろ。皇居の坂下門の前に立つのは、これで2年連続です。 昨年もこの時期に訪れて、すっかりお気に入りの花見スポットになってしまいました。今年も気がつけば開催期間をカレンダーに入れていて、当日を楽しみにしていました。 この...
2026年3月22日の夕方、下北沢の駅を出て住宅街の路地を歩きながら、少し不思議な気持ちになっていました。ギャラリーへ向かっているのに、どんどん日常の風景に溶け込んでいく感じ。駅から10分ほど歩いたところにある、古民家を改装したアートスペース「DDDART」。その「苑」という名のスペースで、蜷川実花の写真集...
江之浦測候所の「春分光遥拝の会」は、春分の日の出を杉本博司が設計した光学硝子舞台の軸線上で迎える年1回限りの特別イベント。完全抽選制で倍率も高く、参加できるだけで貴重な体験だ。2026年3月20日、4回目の訪問にして初めてこの会に当選。曇天で日の出こそ見えなかったものの、早朝の相模湾と静寂に包まれた施設の空...
2026年3月14日の午前中、福岡市中央区にある鳥飼八幡宮を参拝しました。 鳥居をくぐると、風に乗って鳥の声が聞こえてきました。街中の神社なのに、ここだけ空気が違う。そんな印象を抱きながら拝殿へ向かい、一歩中に入った瞬間、思わず足が止まりました。 茅葺の壁、見上げるほど巨大な石の柱、そして伊勢神宮にも通じる...
2026年3月14日の午前中、福岡市東区の志賀島にある志賀海神社を訪れました。 この日は朝から風が強く、空はどんよりとした曇り。正直なところ「今日は景色が期待できないかもな」と思いながら車を走らせていました。ところが、志賀島に渡り神社の駐車場に着いた頃には、さっきまでの曇り空が嘘のように晴れ渡っていたんです...
2026年3月12日、木曜日の午後。高良大社の参拝を終え、まだ少し時間があったので、以前から気になっていた宝満宮 竈門神社へ足を延ばすことにしました。 太宰府天満宮には何度も訪れているけれど、竈門神社は初めて。レンタカーで宝満山の麓へ向かうと、住宅街を抜けたあたりから空気がすっと変わるのがわかります。駐車場...
2026年3月12日、福岡空港に降り立ったのは14時過ぎ。御朱印の受付は15時30分まで。間に合うか少しドキドキしながら、レンタカーで久留米の高良大社へ向かいました。 高良大社は、福岡県久留米市の高良山(標高312メートル)に鎮座する筑後国一宮。創建は約1600年前、旧社格は国幣大社という九州屈指の格式を誇...