蜷川実花展 -虚構と現実の間に- 上野の森美術館にて展開する鮮烈な世界
東京都 上野の森美術館 MIKA NINAGAWA ーINTO FICTION / REALITY
著名写真家であり、映画監督やデザイナーとしても知られる蜷川実花が上野の森美術館で「蜷川実花展」を開催。今回の展覧会は「虚構と現実」をテーマに、独特な色彩感覚で幅広いジャンルを網羅した作品群が集結します。
展示作品には、美しい花々を鮮やかに捉えた《永遠の花》や《桜》、時代の象徴となる人物を切り取った《Portraits of the Time》、新たな地平を切り開いた《うつくしい日々》など、多彩な視点から制作されたアート作品が並びます。蜷川実花の圧倒的な才能と独自の世界観が生み出す作品を心ゆくまで楽しむ絶好の機会です。
2018年から全国10会場を巡回し、東京会場では新作写真や映像、インスタレーションが追加され、よりスケールアップした展示内容となっております。
蜷川実花は、写真家・映画監督として数々の賞を受賞。映画『さくらん』『ヘルタースケルター』『Diner ダイナー』『人間失格 太宰治と3人の女たち』などで監督を務め、映像作品も多数手掛ける。また、2008年の「蜷川実花展 ―地上の花、天上の色-」では全国の美術館を巡回し18万人を動員。2010年にはRizzoli N.Y.から写真集が出版され、世界中で話題となりました。2016年には台湾のMOCA Taipeiで大規模個展を開催し、動員記録を大幅に更新。2017年に上海でも個展「蜷川実花展」が開催され、大評判を呼びました。
今回の展覧会は、蜷川実花の作品を通して虚構と現実が交差する鮮烈な世界を体感できるまたとないチャンス。
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