高知県 桂浜

桂浜（かつらはま）は、高知県高知市浦戸に位置する、太平洋に面した美しい海岸です。土佐民謡「よさこい節」にも歌われる桂浜は、四国八十八景の26番に選ばれるなど、高知を代表する観光名所として親しまれています。その中でも、特に有名なのが、太平洋を見つめる坂本龍馬の銅像です。

桂浜は、龍頭岬（上龍頭岬）と龍王岬（下龍頭岬）の間に広がる砂浜で、その美しい景観が人々を魅了しています。また、桂浜の近くには、1591年（天正19年）に長宗我部元親が築いた浦戸城の跡もあり、歴史に思いを馳せることができます。

桂浜は、昔から月見の名所としても有名で、毎年中秋の名月の夜には、「名月酒供養」というイベントが開催されます。このイベントでは、地元出身の歌人・大町桂月を偲びながら、参加者が文芸を語り合い、酒を酌み交わす様子が見られます。

ただし、桂浜の砂浜では潮流が速いため遊泳は禁止されているので、注意が必要です。

桂浜は、高知県を代表する観光名所のひとつで、浦戸湾口に位置し、龍頭岬と龍王岬の間に弓状に広がる海岸が絶景です。砂浜や松林に囲まれた美しい風景は、まさに箱庭のような調和を感じさせる景勝地です。古来より月の名所として知られており、「よさこい節」でも“月の名所は桂浜・・・”と歌われていることからも、桂浜の魅力が伝わってきます。東端の龍頭岬では、幕末の志士・坂本龍馬の銅像が太平洋を見つめて立っています。

桂浜一帯は「桂浜公園」として整備されており、散策やピクニックに最適な場所です。また、桂浜水族館では、高知県の海の生き物たちを観察することができ、家族連れにもおすすめのスポットです。さらに、山手にある「坂本龍馬記念館」では、坂本龍馬の生涯や活動が詳しく展示されており、坂本龍馬に興味を持つ方には見どころ満載の場所となっています。

桂浜は、高知県を訪れる際にはぜひ立ち寄りたい観光名所です。坂本龍馬の銅像や美しい海岸、歴史や文学に触れることができる施設など、多彩な魅力が詰まった桂浜で、素晴らしい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。