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三重県 伊勢神宮 内宮

伊勢神宮内宮(いせじんぐう・ないくう)は、皇大神宮とも呼ばれ、皇室の祖先神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られています。日本人の総氏神として崇められる天照大御神は、太陽に例えられ、約2000年前からこの地に鎮座されています。

五十鈴川の御手洗場で清められた手を使い、神宮の森を抜けると、伊勢神宮独特の荘厳な空気に触れることができます。冬至には、宇治橋の鳥居から昇る太陽が美しい景色を描き出します。

宮域内には、正宮に次ぐ格の高い別宮が二つ存在し、荒祭宮(あらまつりのみや)と風日祈宮(かざひのりのみや)があります。荒祭宮では、天照大御神の積極的な側面を示す荒御魂(あらみたま)が祀られています。一方、風日祈宮では、風雨をつかさどる神である級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)がお祀りされています。

伊勢神宮内宮は、神聖で厳かな雰囲気に包まれた場所であり、日本の原風景を感じさせてくれます。別宮にもぜひ足を運んで、日本の神々との出会いを体験してみてください。

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