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三重県 伊勢神宮 外宮

伊勢神宮の外宮(いせじんぐう・げくう)は、正式には豊受大神宮(とようけだいじんぐう)と称され、神宮にある2つの御正宮のうちの一つです。外宮には、食と産業の神様・豊受大御神(とようけのおおみかみ)がお祀りされており、約1500年前からこの地で天照大御神の食事を司る役割を果たしています。

外宮では、天照大御神をはじめとする神々に御食事を捧げる「日別朝夕大御饌祭」という神事が毎日欠かさず行われており、伊勢神宮の重要な儀式の一つです。

宮域内には、正宮に次ぐ格の高い別宮として、多賀宮・土宮・風宮があります。多賀宮では、豊受大御神の積極的な側面である荒御魂がお祀りされており、土宮には大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)、風宮では風雨を司る級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)がそれぞれ祀られています。

外宮を訪れた際には、別宮にもぜひお参りし、豊かな歴史と神々の恵みを存分に感じてください。伊勢神宮の外宮は、食と産業を支える神様が祀られる場所であり、その魅力を堪能することができる神聖な空間です。

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