瀬戸内国際芸術祭2025

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瀬戸内国際芸術祭2025 最終回『豊島』静けさと記憶が交差する島で

導入 訪問日:2025年8月17日会場名:豊島(瀬戸内国際芸術祭2025・夏会期/全9回シリーズ最終回) 9回にわたって綴ってきた瀬戸内国際芸術祭2025の記事も、いよいよ今回が最終回となる。最後の訪問地に選んだのは、私にとって特別な意味を持つ豊島だった。2022年に初めて巡った際、豊島美術館で感じた「時間...

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瀬戸内国際芸術祭2025・犬島編 家プロジェクトと精錬所美術館を歩く

導入 2025年8月17日、私は初めて犬島を訪れました。直島や豊島と並ぶベネッセアートサイトの拠点であり、かつて銅精錬や石材業で栄えた歴史をもつ小さな島です。犬島で出会った家プロジェクト、精錬所美術館、くらしの植物園〈HANA〉、そしてINUJIMAアートランデブーの作品。その体験をご紹介します。シリーズは...

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小豆島|瀬戸内国際芸術祭2025 第7回:夕暮れの島で出会ったアート

導入 2025年8月16日の夕方から翌朝にかけて、小豆島を訪れました。夏会期中の滞在は短時間ではありましたが、瀬戸内国際芸術祭の作品をいくつか巡り、深い印象を受けました。2022年には丸2日かけて島内を回った経験があるため、今回は「限られた時間で、心に響く作品を味わう」という特別な視点での訪問となりました。...

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直島④|瀬戸内国際芸術祭2025 第6回:安藤忠雄建築の集大成、直島の美術空間を巡る

はじめに 2025年8月16日午後。ANDO MUSEUMと直島新美術館を巡った後、私は直島の「核」ともいえるエリアへと向かいました。ここには、安藤忠雄の建築を舞台に世界的なアーティストの作品が常設される、直島の象徴的な場所があります。《ベネッセハウス ミュージアム》《李禹煥美術館》《地中美術館》《ヴァレー...

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直島③|瀬戸内国際芸術祭2025 第5回:ANDO MUSEUMと直島新美術館、安藤忠雄が刻む未来への道

はじめに 2025年8月16日。直島滞在二日目、私は安藤忠雄建築をめぐる時間を過ごしました。古民家の中に現れる打放しコンクリートの空間《ANDO MUSEUM》。そして、今年5月に開館したばかりの《直島新美術館》。瀬戸内国際芸術祭とともに歩んできた直島の歴史に、またひとつ新たな節目が刻まれた瞬間を体感しまし...

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直島②|瀬戸内国際芸術祭2025 第4回:護王神社と杉本博司の「時の回廊」

はじめに 2025年8月16日、直島二日目。私は、長年惹かれ続けてきた杉本博司の作品世界を辿る一日を過ごしました。家プロジェクトの要である護王神社《Appropriate Proportion》、そして《杉本博司ギャラリー 時の回廊》。「江之浦測候所」や「本歌取り 東下り」など各地で作品を見てきた体験が、直...

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直島①|瀬戸内国際芸術祭2025 第3回:赤かぼちゃからRing of Fireまで、直島の真髄を歩く

はじめに 2025年8月15日。瀬戸内国際芸術祭の旅は、いよいよ直島に入りました。直島は「現代アートの聖地」と呼ばれる島で、芸術祭だけでなく普段から多くの人々を惹きつけています。今回の記事はシリーズ第3回。訪れたのは《赤かぼちゃ》をはじめとする象徴的な作品群、銭湯「I♥湯」、家プロジェクト、そ...

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引田地区|瀬戸内国際芸術祭2025 第2回:港町に響く手袋と大漁旗の物語

はじめに 2025年8月13日。女木島を巡ったあと、私は今回初めて芸術祭の舞台に加わった「引田地区」を訪れました。香川県東かがわ市のこの港町は、手袋産業で栄えた歴史を持ちつつ、今は人口減や高齢化の波にさらされています。普段なら訪れることのなかった土地に、アートを通じて触れることができたこと自体が貴重な体験で...

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女木島|瀬戸内国際芸術祭2025 初めての「鬼ヶ島」で出会うアートと夏の熱気

はじめに 2025年8月13日、連日の猛暑日が続く中、私は瀬戸内国際芸術祭の舞台・女木島を訪れました。芸術祭への参加は今回で2度目。前回は2022年に足を運びましたが、女木島は今回が初めてです。瀬戸内海に浮かぶ「鬼ヶ島」の伝説を持つこの島で、アートと自然がどのように交わるのか、胸を高鳴らせながら船を降りまし...