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香川県 金比羅山

香川県琴平町に位置する金刀比羅宮は、日本全国から観光客や参拝客で賑わうパワースポットです。象頭山の中腹に鎮座し、金刀比羅宮の御本宮は、幸福の黄色いお守りや蹴鞠など、様々な文化財を持つ神秘的な神社として人気を博しています。この記事では、その金刀比羅宮の歴史や魅力について詳しくご紹介します。

【金刀比羅宮の歴史】

金刀比羅宮は、古くから農業・殖産・医薬・海上守護の神として信仰されてきました。初めは大物主神を祀り、琴平神社と称していたが、中古には本地垂迹説の影響を受け、「金毘羅大権現」と改称されました。さらに永万元年(1165)には、相殿に崇徳天皇が合祀されたことから、金毘羅大権現の神威が一層輝き渡ることになります。

【金刀比羅宮の魅力】

金刀比羅宮には、幸福の黄色いお守りや、重要文化財である書院の円山応挙の障壁画、蹴鞠(県無形民俗文化財)など、数々の魅力があります。また、境内には御本宮まで続く785段の石段があり、その途中には「こんぴら狗」の像があります。

さらに、金刀比羅宮の境内では、神職や巫女たちが一年を通じて様々な祭典や神事を行っており、参拝客はその神聖な雰囲気を肌で感じることができます。

【金刀比羅宮と海】

金刀比羅宮は、神代の昔から海の神様として広く親しまれており、瀬戸内海に浮かぶ島だった琴平山に大物主神が行宮を造られたという伝説があります。その行宮跡に大物主神を奉斎したとされており、現在も、琴平山の鬱蒼とした樹林の各所には、往古の遺跡と思われる場所があり、境内のそこかしこで大物主神のご偉業が偲ばれます。このため、金刀比羅宮は、海の安全や航海者の守護神として信仰されています。

【金刀比羅宮へのアクセス】

金刀比羅宮へは、香川県の高松市から琴平町まで高速バスや電車を利用してアクセスすることができます。JRの場合、高松駅から琴平駅まで特急で約50分、琴平駅から金刀比羅宮までは徒歩で約20分ほどです。また、高速バスの場合、高松空港から琴平まで約1時間で到着します。

【まとめ】

金刀比羅宮は、古来から農業・殖産・医薬・海上守護の神として信仰されてきた神社であり、その歴史や魅力、神秘的な雰囲気が訪れる人々を魅了しています。香川県を訪れた際には、ぜひ金刀比羅宮を訪れて、そのパワーを感じてみてください。

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