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香川県 小豆島

瀬戸内海、温暖な気候と晴れの日が多く、見事な景色が広がる場所です。英国のトマス・クックは、「欧州各国の湖の最も良いところだけを集めて一つにしたほど美しい」と称賛していました。その美しさは、多くの国内外の人々を引き付けています。

そんな瀬戸内海の島々と港を舞台に、3年に1度開催される「瀬戸内国際芸術祭」は、アート作品で島の魅力を表現する現代アートの祭典です。世界中からアーティストが参加し、地元の人々と協力して作品を制作。島々をのんびり船で巡りながら楽しむことができます。

2022年の第5回瀬戸内国際芸術祭は、直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島の12の島と高松港、宇野港の2つの港で開催。さらに本土側にも作品が展示されました。テーマは「島のおじいさんおばあさんの笑顔を見たい」と、島民と観光客が一体となって楽しむことができる祭典です。

ジョルジュ・ギャラリー

写真作品と制作現場が残るギャラリー+カフェ.

写真家ジョルジュ・ルースを招き、古民家に幾何学模様を描くプロジェクトを実施。制作現場を残したジョルジュ・ギャラリーには、ルースの写真作品と岸本康の映像作品、併設の「コヒラカフェ」では栩山孝、片山みやびの作品を展示する。

迷路のまち~変幻自在の路地空間~

複雑で細い路地の町を迷路のように巡る

家屋の外壁を室内に延長させ、建物内部にまるで洞窟のように延ばされた路を制作。歩いて体感することができる。

La dance

再び ・・・

小豆島に根ざし芽生えた感情を言語化し水の動きをイメージ

芸術祭と連携するUBEビエンナーレで2017年(第27回)に大賞を受賞したキム・キョンミン(金景暋)が今回招待され、新作を発表。小豆島に根ざした彫刻を制作した。島の空間に対して芽生えた感情を言葉にし、その言葉を想像の水のなかに落とすことで、その空間とつながる水の動きをイメージした金属彫刻だ。

対極の美ー無限に続く円ー

自然界と人間界の共存する世界を表す「対極の美」

世界的なファッションデザイナーでもあるコシノジュンコは、両極が存在す
ることで調和を生み出す「対極の美」を提唱する。日本の提灯の“ 折る・畳
む・重ねる”機能から着想し、コシノのドレスが3Dスキャンで造形化された
本作品は、人間が作る「合理」、自然が作る「波紋」を表現。途切れること
のなく幾重にも重なった大小の円は、多様性や生命の連鎖、人類の団結を
象徴する。アートノショーターミナルでの展示。

瀬戸内国際芸術祭は、美しい景色とアート作品を通じて島々の魅力を発信し、心に残る体験を提供しています。次回開催が待ち遠しい、瀬戸内海での現代アートの祭典をお楽しみに。

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