山梨県 武田神社

武田神社は、武田信玄公を御祭神として厚くお祀り申し上げています。信玄公は日本の戦国時代の名将で、石水寺要害城で生まれ、53歳で信州駒場で逝去されました。国主となった21歳から30年以上にわたり、諸戦に連戦連勝し、治水工事や農業・商業の発展に尽力しました。

現在でも、県民は「信玄さん」と呼び、郷土の英雄として誇りを持ちます。大正4年、大正天皇の即位を機に、信玄公墓前に従三位追贈が奉告され、武田神社が創建されました。大正8年に社殿が完成し、例祭が始まりました。

平成11年に創建80年を迎え、祈祷殿「菱和殿」をはじめ、様々な記念事業が展開されています。武田神社は甲斐の国の総鎮護だけでなく、勝運の神としても有名です。勝負事や人生全般において、「自分自身に勝つ」というご利益があるとされています。

さらに、信玄公が農業・商業・工業の発展に尽力したことから、産業・経済の神としても信仰を集めています。その民政の巧みさから政治家の方々も祟敬を集めている神として信仰しています。武田神社で勝運を祈願し、人生を勝利に導く力を得ましょう。