
【大阪・関西万博2025|初日体験記・後編】
― 世界をめぐる空間体験 ― フランス館で見た未来のエレガンスと、嵐のなかの夕日 はじめに:アートと建築を追って、次に向かったのは「世界の感性」 シグネチャーパビリオンで“いのち”や“静けさ”と対話したあと、足を向けたのは、各国がそれぞれの文化と美意識を空間化した海外パビリオン群。 アートと建築が好きな私に...
― 世界をめぐる空間体験 ― フランス館で見た未来のエレガンスと、嵐のなかの夕日 はじめに:アートと建築を追って、次に向かったのは「世界の感性」 シグネチャーパビリオンで“いのち”や“静けさ”と対話したあと、足を向けたのは、各国がそれぞれの文化と美意識を空間化した海外パビリオン群。 アートと建築が好きな私に...
― アートと建築に導かれて ― シグネチャーパビリオンで見つけた「いのち」の共鳴 はじめに:突然の衝動、それは“はじまりの日”への直感 「行こう」と決めたのは、たった一週間前。大阪・関西万博の開幕日。偶然とは思えないタイミングで、初日の9時開場チケットを手に入れることができました。 当日、夢洲駅に着いたのは...
― 境界を超えて“生きていること”を見つめ直す、現代美術の最前線 はじめに:ボルタンスキーの記憶とともに、美術館へ向かう 大阪・中之島の国立国際美術館で開催中の特別展「ノー・バウンダリーズ」。そのテーマは、現代社会に存在するさまざまな“境界”。国や民族、ジェンダー、記憶、時間、制度――。私たちは日々、目に見...
はじめに 2025年4月12日、春の京都で開幕した「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2025」。今年も京都各地で10ヶ所以上にわたる展示が繰り広げられ、初日に一日かけてじっくりと巡りました。 この記事では、その中から特に印象的だった両足院と東本願寺、2つの寺院を舞台にした展示について紹介します。 ...
はじめに|八竹庵の“時の静寂”で、ふたつの「人間性」と出会う 京都の春を彩るKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2025が開幕。私は開幕初日に、八竹庵(旧川崎家住宅)を訪れました。会場に一歩足を踏み入れた瞬間、空気の密度が変わるような、静謐な空間が広がっていました。 この場所では、パレスチナ系アメリカ...
― 二条城に響く、崩壊と光の記憶 ― はじめに:静かに期待を抱いて、あの世界へ 昨年、表参道で観たアンゼルム・キーファーの《Opus Magnum》に心惹かれ、それ以来、彼の作品が記憶の中で静かに燻り続けていました。 そんな折、京都・二条城で新たな展覧会『SOLARIS』が開催されると知り、「今回はどんな風...
― 御室桜と静けさに出会う、満開の午後 ― はじめに:静かな庭から始まる、春の締めくくり 醍醐寺、清水寺と桜を巡ったこの日。最後に向かったのは、京都・御室に佇む世界遺産、仁和寺(にんなじ)。春の終わりにして、満開の桜に出会えることで知られる、まさに“季節のフィナーレ”にふさわしい場所です。 境内に入ってまず...
― 散りゆく春と、世界が集まる舞台で ― はじめに:雨が洗った桜のあとで 2025年4月11日。前日に降った雨は、京都の桜を少しだけ削ぎ落としながらも、そのひとひらひとひらにかえって清らかな光を与えていました。 醍醐寺の静けさに心を整えたあと、私は京都を象徴するもうひとつの桜の舞台――清水寺へと向かいました...
― 散ることの美しさを知る春の旅 ― はじめに:雨上がりの静けさに誘われて 春の終わりは、ある日ふいに訪れる。 2025年4月11日。前夜の雨で少しばかり花が散っていたとはいえ、京都・醍醐寺に向かう朝の空気はどこか清らかで、静かに季節の移ろいを告げていました。 千年以上の時を刻む古刹、醍醐寺(だいごじ)。豊...
2025年4月5日、三島市にある三嶋大社を訪れました。前日までの雨が上がり、空は澄み渡るような青。春の光に包まれた境内には満開の桜が広がり、散った花びらが石畳にやさしく舞い降り、風情ある景色をつくっていました。 一部では葉桜が混じり、桜吹雪と緑が織りなす絶妙なバランスに、時の流れの美しさを感じました。帰り道...