【香椎宮】香椎宮物語:愛と絆が繋ぐ、永遠の神話
福岡県 香椎宮
かつて英雄ヤマトタケルの子、仲哀天皇は美しく力強い神功皇后と結ばれ、香椎の地で過ごしました。ある日、仲哀天皇は神の怒りを買い亡くなってしまいます。悲しみにくれる神功皇后は、天皇の遺志を継ぐべく、男装して海を渡り、夫のために香椎にほこらを建てました。
その後、ご夫婦には男の子が誕生。弓の名手として生まれた彼は、両親の血を受け継ぎ数々の勝負に勝ち、応神天皇として遺志を引き継ぎます。武芸に優れ、日本文化の礎を築いた彼は、やがて八幡神と呼ばれ、全国の八幡宮の神となります。
時が流れ、愛する夫と共にいたいと願った神功皇后のお宮も香椎の地に築かれました。こうして夫婦は再び一つになり、この地は「香椎宮」と称されるようになりました。愛と絆が繋ぐ、香椎宮。あなたも大切な人の幸せを祈り、愛を繋いでください。
香椎宮は仲哀天皇の神霊を祀る祠が起源であり、神功皇后のお宮は元正天皇の時代に造営が始まりました。明治時代以降は官幣大社香椎宮、戦後は香椎宮と称しています。
仲哀天皇は筑紫国で国造りの礎を築き、神功皇后は神祇の教えを受けて国内を平定し、国際国家としての日本を確立しました。神功皇后は聖母大明神とも呼ばれ、安産の神と信仰されています。また、住吉大神は交通安全・海上安全の守護を与えました。
主神には仲哀天皇(国家安寧・世界平和・家運隆昌の神)、神功皇后(外交・子授け・安産育児・芸能上達・土木治水の神)が祀られています。香椎宮は、夫婦の愛と絆が永遠に繋がる場所として、多くの人々に愛されています。
香椎宮を訪れたあなたも、大切な人々の幸せを祈り、愛と絆でつながることを願ってください。そんな願いが、香椎宮からさらなる力を与えてくれることでしょう。
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