【三嶋大社】三嶋大社へ行くべき魅力を徹底解説!
静岡県 三嶋大社
伊豆一宮・三嶋大社は、三島の地で古来より鎮座し、奈良・平安時代の古文献にも名前が見られます。三島地名の由来ともなる、この神社は富士山の大崩壊約2900年前の土石流堆積物の上に築かれています。境内入り口右手にある「たたり石」も、土石流で運ばれた大石です。
三嶋大社の祭神である三島大明神(大山祇命)は、火山と深い縁を持つ神様です。伊豆半島や伊豆七島で、その妻神や子神が祀られています。また、大山祇命の娘である木花咲耶姫は、富士山信仰の象徴として各地の浅間神社に祀られ、境内から桜川沿いにある浅間神社にも祀られています。
富士山や箱根山、伊豆諸島などの火山活動が活発なこの地で、噴火のたびに神格が高まる三島大明神やその妻神・子神たちが祀られた神社が多いことは、人々が自然と共生し、大地の恵みを感謝しながら畏れを持って生活してきた証拠です。
境内の森やキンモクセイ、大楠も見どころ。御本殿は平成12年に重要文化財に指定され、文化的価値も高まりました。
【三嶋大社の桜】
<ソメイヨシノ、三島桜、枝垂れ桜、八重桜など約200本> 境内に咲く桜は圧巻です。三嶋大社には、ソメイヨシノ、八重桜、三島桜など15種類・約200本の桜が春の訪れとともに美しく咲き誇ります。本殿へ続く参道の桜トンネルと神池に映るしだれ桜の美しさは見逃せません。
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