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宮城県 蔵王神社

刈田嶺神社奥宮は、蔵王連峰の美しい景観を楽しむことができるパワースポットとして、多くの人々に親しまれています。蔵王山の山頂・刈田山に位置するこの神社は、天之水分神・国之水分神(あまのみくまりのかみ・くにのみくまりのかみ)を祭神とし、古くから人々の信仰を集めてきました。

刈田嶺神社奥宮の歴史は、かつて蔵王山頂に鎮座していた蔵王信仰の根本・蔵王大権現社に遡ります。江戸時代後期には蔵王参詣が流行し、蔵王大権現に参拝することが目的となりました。明治初頭には神仏分離令を受け、嶽之坊と合一して水分神社(みくまりじんじゃ)と改称され、さらに蔵王刈田嶺神社奥宮として現在に至っています。

神社の周辺からは、御釜や仙台方面を望むことができ、絶景ポイントとしても人気があります。ただし、蔵王エコーラインの冬期通行止め期間中は、基本的に見ることができません。冬の間は、御神体が山を下り、遠刈田温泉街にある刈田嶺神社へと移されます。

刈田嶺神社奥宮へのアクセスは、蔵王エコーラインを利用することが一般的です。春から秋にかけては、ドライブやハイキングを楽しみながら、絶景ポイントへたどり着くことができます。刈田嶺神社奥宮は、自然と歴史が息づく蔵王連峰の中で、心身ともに癒される場所としておすすめです。

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