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宮城県 二柱神社

二柱神社は、夫婦の神様であるイザナギノミコトとイザナミノミコトをお祀りする神社です。良縁成就や家内安全、安産祈願・子授け・成長祈願・無病息災・諸願成就などの御神徳があるとされています。

神社の起源は、万寿2年(1026年)に市名坂の修林壇にお祀りされたことが記録されており、後に地域豪族国分氏により八つの村の総鎮守(氏神様)として祀られました。伊達氏の時代には、万治年中(1658年~)に宿場町が開かれ、寛文2年(1662年)に現在の場所へ遷座しました。

明治5年には七北田村社となり、村挙げてのお祭りが行われましたが、昭和4年には原因不明の火災により社殿が全焼。しかし、氏子たちの努力により昭和16年に復興されました。

二柱神社は、「仁和多利大権現(ニワタリダイゴンゲン)」とも呼ばれ、特に子どもたちの無病息災を守る神様として霊験あらたかであるとされています。現在では、良縁を願う若い女性や子どもに恵まれない夫婦、学校での悩みを抱える人々が多く参拝しています。

この二柱神社は、夫婦や子どもを守り、家族円満を願う人々にとって、力強い支えとなる神社であると言えるでしょう。

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