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大分県 柞原八幡宮

柞原八幡宮は、大正五年(1916)に国幣小社に昇格しました。創建は、天長四年(827)に延暦寺の名僧・金亀和尚が宇佐神宮で神告を受け、柞原山に勧請したことが起源とされています。

御祭神は、応神天皇・仲哀天皇・神功皇后の三神。応神天皇は政治・文学・交通・殖産興業に力を注ぎ、「厄除・開運の神、諸産業の守護神」と崇められています。

境内には、ポルトガル人が持ち込んだと伝えられる「ホルトの木」が立派な姿でそびえ立ちます。また、春は新緑、秋は紅葉が美しい御殿廻廊も見逃せません。

柞原八幡宮は大分市の西、二葉山(八幡柞原山)の麓に鎮座し、一の大鳥居から約4kmの距離があります。参道には天を突く巨大な杉や国指定天然記念物の大楠が鎮座し、南大門には見事な彫刻が施されています。

境内には二葉山稲荷神社が祀られ、右へ進むと楼門、左へ進むと神門があります。神門から入ると、南には左右廻廊付きの楼門が立ち、履物を脱いで参拝します。本殿は典型的な八幡造りで、嘉永年間(1848~1854)に再建されました。

柞原八幡宮は歴史と自然が見事に調和した神秘的なパワースポットです。ぜひ一度、その魅力を堪能してみてください。

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