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山口県 防府天満宮

防府天満宮は、学問の神様・菅原道真を祀る日本で最も古い天満宮として知られています。全国に1万2千社ほどある菅原道真を祀る神社の中で、最初に建立されたのが防府天満宮であるとされており、京都の北野天満宮や福岡の太宰府天満宮と共に、日本三天神の一つに数えられています。

防府天満宮には、安産祈願や商売繁盛の御利益もありますが、特に合格祈願や学業成就を願う人々で賑わっています。境内には、願いを込めた絵馬が無数にかけられており、合格祈願のアイテムとして、「合格御守」にはちまきや鉛筆など5点がセットになったものが人気です。

防府天満宮では、正月の初詣や11月の御神幸祭(裸坊祭)として知られる荒祭りなど、一年を通してさまざまなイベントが開催されており、多くの参拝者で賑わいます。また、道真が愛した梅の花が咲く季節には、約2週間にわたる梅まつりが行われ、梅をモチーフにした特別な御朱印や「出世梅」の配布が行われます。

境内には、春風楼や歴史館、芳松庵など、防府と道真の歴史を物語る文化財が数多く残されています。防府天満宮を訪れたら、ぜひその歴史と風情を感じ取りながら、学業成就のパワーを授かりましょう。

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