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神奈川県 三浦市

三浦白山神社は、古くは白山宮と称し、鎌倉時代に栄えた三浦一族の菊名左衛門重氏が守護神として祀られていたと伝わる歴史ある神社です。源頼朝に仕えた武将たちの信仰も厚く、鎌倉幕府滅亡後は荒廃していましたが、江戸時代に再興されました。

白山神社のご祭神は、伊邪那岐尊と伊邪那美尊の二柱の神様です。夫婦であり、国土創生や八百万の神々を産み出したことから、縁結びや家内安全、夫婦円満、子宝などの神徳があるとされています。

また、工事安全や交通安全、海上安全などの神徳もあり、五穀豊穣や大漁満足などの産業面でも信仰を集めています。さらには厄除けや方位除け、心願成就や合格祈願などの神徳があり、多くの人々から親しまれています。

なお、白山神社は「はくさん」という名前から「歯苦散」を連想させ、歯痛平癒の神徳もあるとされています。後桜町天皇が東京の白山神社の神箸と神塩を使って歯痛が治ったという逸話も残されており、歯痛に悩む人々の信仰も集めています。

三浦白山神社は、歴史と神徳を持つ神社として、縁結びや家庭の安泰、産業や安全を祈願する人々にとって大切な場所となっています。ぜひ一度、三浦白山神社に訪れて、厳かな神々のご加護を感じてみてください。

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