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島根県 松江市

佐太神社は、出雲國風土記に記された出雲国二宮として知られる歴史ある神社です。出雲大社、熊野、日御崎とともに「佐陀大社」と称えられ、出雲國三大社の一つとして位置づけられています。中世には、「神在の社」として広く信仰を集め、江戸時代には出雲國10郡のうち3郡半を支配下に置くなど、出雲國内でも重要な地位を占めていました。

また、御座替祭(ござがえさい)が行われる旧暦8月24日・25日には、出雲國内の神職・巫女が参集奉仕する慣わしで、この祭で舞われる神事舞が出雲國内をはじめ他の里神楽に大きな影響を与えたとされ、「出雲神楽の源流」とも言われています。

佐太神社の主祭神である佐太大神は、出雲の国における尊い大神の一柱であり、除災や招福、長寿の神として信仰されてきました。また、地鎮や縁結び、安産の神としても人々の信仰を集めています。

本殿には、重要文化財に指定された大社造りの三殿が並んでいます。真中の社を正中殿(せいちゅうでん)、向かって右の社を北殿(ほくでん)、向かって左の社を南殿(なんでん)と呼びます。これらの社殿には、12柱の神々が祀られており、神社建築史上特筆すべきものとされています。

佐太神社は、古代から現代まで受け継がれる神道学や民俗学の知恵が詰まった場所であり、訪れる人々に様々な恵みをもたらしてくれることでしょう。出雲の歴史と文化に触れる神秘的なパワースポットとして、佐太神社をぜひ訪れてみてください。

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