【乃木神社】乃木神社の魅力と歴史を巡る、忠誠と誠実が息づく聖地
東京都 乃木神社
乃木神社の創立は、大正元年(1912年)の明治天皇の崩御後、乃木希典将軍とその妻・静子夫人が先帝に殉じて自刃したことから始まります。その忠誠心は国民に感激を与え、日々増え続ける参拝者を受け入れるべく、乃木邸内に御夫妻の御霊を祀る小社が設けられました。
時の東京市市長・阪谷芳郎男爵が中央乃木会を組織し、乃木神社の創立を許可されたのは大正8年(1919年)。その後、大正12年(1923年)に鎮座祭が行われました。昭和20年(1945年)の空襲により社殿が消失したものの、昭和37年(1962年)に再建され、現在に至ります。
乃木将軍のご神徳は「忠誠」に象徴され、我々日本人が大切にしてきた精神を表しています。また、文武両道の神として、軍人としての勲功や学習院長としての教育者としての事績、詩歌や漢詩、書画を通して教行両全の姿を示しています。
静子夫人も夫婦和合の神として祀られ、忠孝・質素・仁愛の志を持ち続け、内助の功を尽くしました。乃木神社は、乃木将軍と静子夫人の御霊を祀る場所であり、その精神を継承し、永世に伝えようという活動が続けられています。
乃木神社は、忠誠と誠実を大切にする日本人の心が集う聖地であり、その歴史や魅力を感じながら参拝することができます。神社の魅力を訪れた人々に伝えることが、その精神を永遠に継承することに繋がります。
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