【酒列磯前神社】宝くじご利益で有名!椿トンネルの参道となで亀で金運アップを体感した参拝記
2022年7月30日、夏の午後に茨城県ひたちなか市の酒列磯前神社を訪れました。空はすっきりと晴れていて、照りつける太陽が真夏の暑さを運んでいた日のことです。「宝くじの高額当選者が出た」「なで亀を撫でると金運が上がる」という噂が全国に広まっているパワースポット。参道に足を踏み入れた瞬間、その空気はがらりと変わりました。
酒列磯前神社とは?金運・宝くじご利益で知られる1200年の聖地
酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)は、856年(平安時代・斉衡3年)に創建された歴史ある神社です。御祭神は「少彦名命(すくなひこなのみこと)」と「大名持命(おおなもちのみこと)」の二柱。少彦名命は病気平癒・健康長寿を司り、恵比寿さまの別名を持つ商売繁盛の神でもあります。大名持命はお金と出世の神として知られており、金運のご利益でも広く親しまれています。
この神社が全国的に有名になったのは、宝くじで高額当選した参拝者が相次いだことがきっかけです。6億円を超える当選者も出たと伝えられており、縁起の良い神社として参拝者が増え続けています。神社のご利益を信じ、遠方からバスツアーで訪れる方も少なくないパワースポットです。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ) |
| 御祭神 | 少彦名命・大名持命 |
| 創建 | 856年(斉衡3年) |
| ご利益 | 金運・商売繁盛・病気平癒・健康長寿 |
| 住所 | 茨城県ひたちなか市磯崎町4607-2 |
| 電話 | 029-265-8220 |
| 参拝時間 | 参拝は24時間可能(授与所・御朱印は8:00〜16:00) |
| 駐車場 | 無料あり |
| 電車アクセス | ひたちなか海浜鉄道湊線「磯崎駅」から徒歩約10分 |
| 車アクセス | 北関東自動車道ひたちなかインターより約10分 |
御朱印の受付は16時までとなっています。午後遅めに訪れると間に合わない場合があります。この点については後ほど詳しくお伝えします。

夏の椿参道を歩く。樹叢のトンネルは別世界への入口
酒列磯前神社のまず最初の見どころは、社殿へと続く約300mの参道です。ヤブツバキとタブノキの古木が混在した「樹叢(じゅそう)」は茨城県の天然記念物に指定されており、両側から覆いかぶさるように立ち並ぶ木々のトンネルが参道を包んでいます。
炎天下の夏の午後だったのですが、参道に足を踏み入れた瞬間、空気がふっと変わりました。緑が深く、木々のトンネルに包まれるような感覚。木や土の自然な香りに混じって、夏草のにおいがほんのりと漂っていました。太陽は照りつけているはずなのに、参道の中だけは木陰に守られていて涼しい。まるで別世界に迷い込んだような気持ちになります。
樹齢300年を超える古木たちが立ち並ぶ参道は、境内に近づくほどに静けさを増していきます。タブノキの根が地面を大きく這う様子も印象的です。タブノキの根は「値が上がる(値上り)」という語呂合わせで金運の縁起物とも言われているそうで、神社全体に金運にまつわる縁起が重なり合っているのが面白いところです。
なお、ヤブツバキの花が咲く2〜3月には参道が鮮やかに彩られ、フォトジェニックな景色が楽しめます。訪れる季節によって異なる表情を見せてくれる参道です。

境内の見どころ3選
① 幸運の亀(なで亀)をなでてみた
境内に奉納されている亀の石像が「なで亀」です。過去に宝くじ高額当選を果たした参拝者が奉納したとされており、撫でると金運が上がると伝えられています。
正直なところ「本当に当たるかな」と半信半疑な気持ちもあったのですが、みなさんに撫でられてつるつると光った亀を前にすると、自然と手が伸びていました。神社が推奨する順序は「参拝→授与所で金運守りをいただく→なで亀を撫でる→近くの宝くじ売り場で購入」というステップです。
なで亀を撫でた後から、なんとなく運気が上がりそうな気がしてきたのは気のせいではないかもしれません。

② 海の見える鳥居、参道を抜けた先に広がる絶景
樹叢の参道を抜けると、左手に海の見える鳥居が現れます。深い緑に包まれた参道を歩いてきた後に、急に開けた空と海が目の前に広がる瞬間は、思わず足が止まるほど印象的です。
青空と鳥居と海のコントラストが美しく、フォトスポットとしても人気があります。境内に「これほど開放的な眺めがあるのか」という驚きがあって、参道の静けさとの対比がまた心に残ります。

③ 拝殿と左甚五郎の彫刻、全国でも珍しいリスとぶどう
拝殿の正面上部には、全国でも珍しいとされる「リスとぶどう」の彫刻が施されています。日光東照宮の「眠り猫」で知られる名工・左甚五郎の作と伝えられており、細部まで見れば見るほど引き込まれる繊細な造りです。
神社を訪れた際は、参拝前にぜひ拝殿の上部を見上げてみてください。素通りしてしまうにはもったいない見どころのひとつです。

御朱印情報、時間には必ず余裕を持って
酒列磯前神社の御朱印は、奇数月と偶数月で図柄が異なります。どちらも逆列岩(さかつらいわ)をモチーフにした美しいデザインで、コレクターにも人気があります。
受付時間は8時〜16時まで。これは実体験からのお願いなのですが、午後の遅めの時間に訪れると間に合わない可能性があります。私自身、夏の午後に到着したところ御朱印をいただくことができず、とても残念な思いをしました。せっかく来たのに……という後悔は今でも鮮明に覚えています。
御朱印を目当てに訪れる方は、遅くとも14時台には到着されることをおすすめします。また、季節限定の特別御朱印が頒布されることもあるようですので、公式サイトで事前に確認しておくと安心です。
参拝を終えて。夏の午後、静かな聖地に感じたこと
炎天下の夏の午後でしたが、境内は不思議なほど静かで落ち着いていました。参道の樹叢に守られた空間に入ると、心がすっと穏やかになる感覚があります。独特の雰囲気に圧倒されたという言葉がいちばん近いかもしれません。
金運・宝くじのパワースポットとして有名になった神社ですが、それ以上に、1200年以上の歴史が積み重なった場所の持つ静けさが印象に残りました。なでた亀のひんやりとした感触と、参道の木々の香り、海の見える鳥居の向こうに広がる空の青さ。夏の午後のひとときが、今も記憶に残っています。
茨城県を訪れる機会があれば、ぜひ足を運んでみてください。時間に余裕を持って、御朱印もしっかりいただいてきてください。
| 訪問日 | 2022年7月30日(午後) |
|---|---|
| 所要時間の目安 | 約60〜90分 |
| 御朱印受付 | 8:00〜16:00(14時台までの到着を推奨) |


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