【霧島神宮】国宝指定された霧島神宮の魅力とは?歴史と文化に触れる神聖な場所
鹿児島県 霧島市
霧島神宮は、天孫降臨神話の主人公であるニニギノミコトを祀った神社で、創建が6世紀頃と伝わります。霧島連山の高千穂峰と御鉢の間に建てられたとされますが、度重なる霧島山の噴火によって社殿の焼失と移転を繰り返してきました。現在の社殿は江戸時代の正徳5年(1715)に薩摩藩主島津吉貴が寄進してできたもので、傾斜を利用して建てられた社殿は内部のいたるところまで豪華な装飾がなされています。
2022年2月9日、「霧島神宮本殿(ほんでん)、幣殿(へいでん)、拝殿(はいでん)」が国宝に指定されました。また、「霧島神宮登廊下、勅使殿」は、重要文化財に指定されています。これにより、霧島神宮の歴史と文化的価値が再認識され、一層注目されることとなりました。
霧島神宮は、参道を抜けると、格調高い朱塗りの荘厳な社殿が現れます。周辺には、紅葉スポットや、火山活動による美しい景観のある神水峡など、自然豊かな絶景を楽しめる場所もあり、都会を離れた神聖な空気を味わえる場所です。霧島神宮には、古くから伝わる9つの面である九面があり、お金などの工面に通じるとして独自の信仰があり、お守りや様々なグッズがあります。また、霧島神宮の境内には、霧島温泉郷もあり、観光客に人気のスポットです。
このように、霧島神宮は、日本の歴史と文化を象徴する神社であり、国宝指定により更なる注目が集まることでしょう。特に、霧島神宮の社殿や装飾には、日本の伝統的な美意識が反映されており、建築や美術に興味のある人にとっては見逃せない観光スポットとなっています。
また、霧島神宮の周辺には、自然豊かな霧島温泉郷があり、日本有数の温泉地としても知られています。温泉で癒されたり、美味しい食事を楽しんだりと、多くの観光客が訪れます。
さらに、霧島神宮の周辺には、紅葉の名所が多くあり、秋には美しい景色が広がります。また、霧島山の火山活動によって形成された神水峡や、霧島市街地から眺めることができる「霧島夜景」も人気の観光スポットです。
これらの観光スポットを巡る際には、霧島神宮の歴史や文化的価値を知っておくと、より深く理解し楽しめることでしょう。
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